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2022/05/15 14:36
こんにちは、iRiS cosmeticsです!
今日は「洗い流さないトリートメント」のプッシュ数、使い方に関して解説します。
まずは使い方。
多くの人が、洗い流さないトリートメントはタオルドライ後に使うものだと思っています。
ましてや美容師さんも。そしてあらゆる美容メディアでも。
この「タオルドライ後」につけるのは間違いです。
厳密には間違いではないけど効果に大きな違いが生じます。
まず洗い流さないトリートメントは髪が十分に濡れてる状態でつける。
これが通常の使い方です。
なぜ十分に濡れている状態でつけるのか?それは水分と油分のバランスです。
タオルドライ後にオイルをつける場合、タオルドライをした時点で乾きやすい部位の髪(前髪など)はある程度乾いており、水分がもうカラカラの状態です。
そして後ろの髪はそんなに乾いていない状態。その状態でオイルをつけると、乾いている髪の部位にはより多くオイルが付着し、濡れている部分と乾き気味の部分ではつき方にムラが出てしまいます。
日本人の多くはインナードライ毛です。内部の水分がカラカラでトリートメントの浸透も悪いです。
タオルドライ後にオイルをつけることはオイルの効果を半減させているようなもの。
そして乾き気味の部分には多くのオイルがつくのでベタつきの原因にも。
多くの美容師さんやメディアでもよく言われている「タオルドライ後にオイルをつける」という説明。
これは実際に研究開発し、毛髪科学に精通。論文などの把握をしている開発研究者である私は絶対にお客様に言わない説明です。
ちなみにオイルをつけるならトリートメントを流した後、ぎゅっと絞るのはNG行為。
ぎゅっと絞れば髪内部の水分も失います。
絞るのではなく、指二本で髪を挟むようにして水気を少し切るくらい。
外側の水分は多すぎても浸透しにくいので少し切るくらいでオイルをつけましょう。
※髪を洗った後、湯船に浸かるバスライフの方はお風呂を上がる直前に髪を濡らして、少し水気を切ってオイルをつけましょう。
その後はコーミングをしタオルドライでOKです。
次は最後の「プッシュ数」です。
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髪の長さにもよりますが、よく3〜4プッシュなんて聞きませんか?
正直、足りなすぎる…と思っています。
タオルドライ前提なのかもしれません、正しいオイルの使い方をする場合は圧倒的に少ないです。
基本は長い方で7〜10プッシュは基本です。
お客様に施術するときはそのくらい使用します。
髪がロングではなくとも最低7プッシュはします。
しかし使用するオイルにもよります。
市販品は割と重めに作られているため、やりすぎると大変かもしれません。それでもタオルドライ後につけるより全然良いです。
サラサラベースであれば問題ありません。
iRiSで開発しているCSオイルはサラサラベースかつ、髪に必須な栄養成分の1つ【脂質】が高配合されています。
脂質補充ができるアイテムはなかなかないので、パサつきがひどい、癖で広がるなどインナードライ毛の日本人におすすめです。
正しいヘアケアには正しい使い方が必須。
髪を綺麗にしたいのでればオリジナルのやり方は禁物。オリジナルでやればやるほどお金も時間も効果もなくなります。
iRiSでは毛髪科学、研究開発を元にしたマニュアルをブログ記事にて発信しています。
必ずその通りに実践してくださいね!
本日は以上となります。
ありがとうございました!